【原油三国志の行方は？】

サウジ・ロシア・米各国の思惑と激動の2ヶ月おまとめ、そこから今後の原油市場を大胆に予想する。サウジアラビアのムハンマド王太子は原油を○○したい！ロシアのプーチン大統領は原油を○○したいはず？！そしてアメリカのトランプ大統領はシェールオイル産業をなんとかして○○したい！

そしてこの３カ国の伏兵として現れたメキシコ、そしてサウジアラビアに足並み揃えざるを得ないOPEC各国。それぞれの大人の事情があるわけですが、それをうまくとりまとめていくことはできるのか？イラクは破綻寸前、内戦勃発寸前のところまで来ている。サウジはこれを食い止めなければいけない。

2030年を目標に組み立てられたサウジアラビアの国家社会経済計画「サウジアラビアビジョン2030」、この計画の再編成とさらにスピード感を増した目標の達成が迫られている。そしてサウジ財政を逼迫しているのが増大する軍事費。対イエメン内戦介入、対イラン強硬姿勢、対カタール断交、ムハンマド皇太子によるこの3つの強硬姿勢とアメリカとの関係がサウジアラビアをさらに焦らせる。

日本にとって最大の石油輸入国サウジアラビアの動向と原油価格の大暴落は対岸の火事ではない。日本にとってもとても重大な問題なのである。

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記事作成日：2020/5/18

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