「らくだからベントレー」
これは中東地域の成長スピードを表す言葉だ。昔のように、自転車からバイク、軽自動車、カローラ、高級セダン・・・。と 変遷していくのはでなく、ついこの間までらくだに跨っていた砂漠の民が、いきなり高級車ベントレーに乗り換えたという意味。要は間をすべてすっ飛ばして、いきなり成長し、いきなりライフスタイルが変わってしまったのである。世界はいまそれだけのスピード感で動いている国もあるということだ。その変化は多くの日本人が知らない。これまで僕が何十回と訪問した、中東・アジア・アフリカの新興国地域。様々な国を訪問し、その国の要人に出会い、そして色々なものを見て色々な話を聞いて帰ってくる。帰国後も彼らとちょくちょく情報共有をする。そしてそこから聞いた話をすると、ほとんどの人が目を丸くしてびっくりするような話ばかりだ。そんな話は他のメディアでは、一切出ることもないし、日本人の間で話題にのぼることすらない。でも一度誰かに話すと、それは時として仲間内を通じて、ものすごい勢いで伝播する。それだけ日本人にとって、貴重で重要な注目すべき話題だってこと。このメルマガは、日本人の知らない世界経済を、投資・ビジネスに役立つネタ満載で、僕自身のリアルな体験や海外人脈を通じて知り得た情報をお届けする。「もっと、ずっと、世界を身近に。」
【タイトル】「石田和靖の世界経済全力投球」~投資・ビジネスに役立つ日本人の知らない世界経済~
【発行】毎週末
【購読料】5,400 円(1ヶ月)
【配信形式】テキストメール・HTMLメール
【著者】石田 和靖 Kazuyasu Ishida
株式会社ザ・スリービー 代表取締役
越境会会長、WITV総合プロデューサー、日本証券業協会 公益委員、香港政府観光局 香港経済観光大使、Halal news 副編集長
昭和 46 年東京生まれ。 会計事務所勤務の際、中東~東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担当。 その後 2003 年に(株)ザ・スリービーを設立。 年に十数回、香港・タイ・UAE など各国を訪問し、香港やドバイ、サウジアラビアの証券会社、政府系ファンドなどに太いパイプを持つ。
海外投資 SNS「ワールドインベスターズ」や、世界経済・投資・ビジネスの動画サイト「ワールドインベスターズTV (WITV)」など、海外のビジネス・投資 及び国際理解教育に関するメディアを企画・運営。
2009年、世界経済の情報発信基地「ワールドインベスターズカフェ」を六本木にオープン。同店特設スタジオにて公開生放送を配信。また、イスラム開発銀行や東京証券取引所、各国大使館ほか総勢 100 社近くの銀行・証券会社などと、WITV24時間テレビをこれまでに2度開催。 また、HIS との共同企画ブランドを構築し付加価値の高い大人のためのビジネス視察旅行をこれまでに数十回開催。
2013年には、世界に羽ばたく人たちのためのクロスボーダーコミュニティ「越境会」を発足、会長に就任。世界の真の情報や人脈、機会を共有する会をメンンバーシップ制で運営。 世界を駆け巡り、日本人のチャンスを探りながら、現在に至る。
【テレビ・ラジオ出演】
日本テレビ「太田光のもしも総理大臣になったら・・・秘書田中」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」、フジテレビ「めざましテレビ」、東京 FM「池上彰の people」、その他、各メディア出演多数
【著書】
日本人の知らないアゼルバイジャン(パンローリング)、越境せよ!(講談社)、オイルマネーの力(アスキーメティアハフリッシング)、ドバイ株投資完全マニュアル(パンローリング)など、海外のビジネスや投資に関する書籍多数。
【サンプル】
<本日のお題>
「クウェートの通信会社に3000億円で事業売却したスーダン人起業家」
みなさん、こんにちは。石田和靖です。
先月、イスラム開発銀行(IDB)のパーティに行ってきたお話をしましたが 、IDBをはじめとして、いま世界の機関投資家の間で、アフリカに非常に高 い関心が集まっているといいます。
その関心は、石油や希少金属等のコモディティ以上に、「中間層以上の増加率」にあるという。
これが非常に力強く、今後のアフリカ経済を牽引していくので あるとIDBアハメド・モハメッド・アリ総裁は仰っていました。
<イスラム開発銀行モハメッド総裁と筆者>
今年春、アブダビ政府系ファンドとエコノミック・インテリジェンスユニット が共同制作したレポートによると、アフリカ諸国での「不動産・建設」、「金 融サービス」、「製造業」、「消費財」、「自動車」、「物流・流通」、「ヘ ルスケア・医薬品・バイオ」などのセクターが、世界の機関投資家から有望視 されているといったアンケート結果が掲載されていました。またその一方で、「制度面での課題も残されている」という意見も多かったよ うです。アフリカが抱える最大の弱点は「独裁政治体制」や「汚職」といった 、「ガバナンス(統治)状況が未だ不安定」なところも多いのです。
<アブダビ政府系ファンドレポート Into Africaより>
とはいえ、数年前の状況と比べると、明らかに大きく変化しているらしく、こ の5年間で、多くのアフリカ諸国において、ガバナンスが画期的に改善された というデータも一方であります。
【バックナンバー】
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